辛い気持ちの時、過度なポジティブ思考がうざいと感じたら

ネガティブ思考を改善する必要はある?「自己受容」とは

こんにちは、izumiです。

GW終わりましたね。

皆さん如何お過ごしだったでしょうか?

私は人混みが得意ではないので、毎年混雑は避けるようにしているのですが、折角のお休み、やはりどこかに出掛けたいと、いつもとは違う場所や、自分がしたかったことなどを満喫された方もいるのではないでしょうか。

ただ、お休みが楽しければ楽しいほど、休み明けの仕事や労働が嫌に思ってしまう事ありますよね。

今は充分な休息をとってストレスが0になって心機一転会社に行ける人もいらっしゃるかもしれませんが、逆に、休みが楽しくて、会社にいきたくない!と嫌な気持ちが高まってしまう人ももしかしたら
いるかもしれませんね。

5月病や春先のちょっとした気持ちの沈みに備えて、今回は自分で自分を癒す、簡単ワークを紹介したいと思います。

ちょっと気持ちが沈みがちだな…

なにをするにもやる気が起こらない…

自分は駄目な奴だと思ってしまう…

そんな時に、このワークを思い出してやってみていただければと思います。

何もしたくない!やる気が起きなくて自己嫌悪になりそうな時に

そもそも人はどうしてネガティブな思考になってしまいがちなんでしょうか?

嫌だと思う事ばかり考えてしまって気が重い

自分の駄目な所ばかりが気になってしまう

人に言われた事で落ち込んでしまう

一度気持ちが沈んでしまうと、些細なことが気になってしまう、
そんな自分のネガティブ思考に嫌気がさし、また落ち込んでしまう…
そんなループに陥りがちです。

気持ちが落ち込んでしまう時、こんな風に考えてしまってなにもできなくなってしまう事はないでしょうか。

ネガティブな思考の人がよく言ってしまう言葉に、以下の6つがあります。

・「でも」「だって」「どうせ」が口癖になっている

・「これをして~~~~になったらどうしよう…」と思ってしまう

・「今更~~~~」と口にしてしまう

・「もう少し準備してから~~~」といつまでも何も始められない

・「本気出せばできるけど…」といって、本気にならない

・「本当にやりたいことがみつかれば…」と言いながら、やりたい事をみつける行動はしていない

如何でしょうか。

こんな風に考えて、実際に行動できなかった記憶はないでしょうか?

自分を責めるためではなく、客観的にみるために、一度過去を思い返して、このように考えてしまって、できなかった事はないか書き出してみましょう。

上記の口癖や考え方、人は大人になればなるほど持ってしまいがちです。

決してあなたがネガティブ思考で、駄目な考え方だから、ということではないんです。

このような事を普段から全く考えない、口にしない、頭で考えることもない!という人がいれば、それはとても素晴らしいことですが、なかなかそのような人はいないですよね。

人の脳というのは、感情が伴った強いイメージを「記憶」という形で深く刻み込みます。

そして、その「記憶」は「潜在意識」という形でどんどん蓄積されていくんです。

ここで自分の強く心に残った思い出を思い返してほしいのですが、
人というのは「成功のイメージ」よりも「失敗のイメージ」の方が記憶されやすい、という特性があります。

どうでしょうか?

なにか失敗をし酷く叱られた記憶、とても恥ずかしい思いをした記憶などの方が鮮明に思い出せたりしないでしょうか?

それは「恥ずかしかった」「痛かった」「大変だった」という「失敗」の方が強烈な感情の動きを伴うからです。

そして、先ほどいったようにこの「失敗」の強烈な記憶は年を重ねる毎にどんどん蓄積されていきます。

本当は小さな成功体験も蓄積されているはずなんですが、失敗の方がよりインパクトが大きいので、記憶に残ってしまうんですね。

これが蓄積されればされるほど「失敗は怖い」と心の奥で思うようになってしまいます。

この結果、大人になればなるほど「失敗」を恐れるようになるんです。

つまり、「できない理由」や「やらない理由」を探してしまう、駄目だしをして自分の行動を自分で邪魔してしまう、というのは、大人になって経験を重ねた人の、自然なプロセスとも言えるんです。

ですが自己否定が「自然なプロセス」だとしても、このプロセスが自分の幸せに繋がるものだと言えるのか、というと全く違いますよね。

自分の自然の流れの思考に任せてしまうと、自分の「失敗」や「できないこと」など、ネガティブなことに意識を向けるようになっていってしまいます。

このままでいくと、自分のことをどんどん嫌いになってしまったり、
自分自身を卑下して、自分の評価をどんどん下げてしまいます。

このような「自分で自分を駄目」だと思っている状態で、いくらポジティブ思考になってみようとしても、心の中はそうではないので、すぐにネガティブな状態に戻ってしまいますよね。

自分で自分を卑下する「自分を敵に回した」状態と、
自分を認めてあげる「自分を味方に付けた」状態、どちらがより良いかは言うまでもありません。

でも「自分は最高!」「自分には良い事しか起きない!」「全てのものに感謝」というようなポジティブ思考になることや、それをずっと続けることは難しいですよね。

心が疲れてしまっている時に、あまりに過度なポジティブ思考の押し付けは、逆に心の負担になってしまいかねません。

そんな時にしていただきたいのが、今回の「自己受容」なんです。

全て成功する!というポジティブ思考はとても大切で、素晴らしいですが、今はそんな気持ちになれない、という時にこの「自己受容」から初めてみてください。

簡単ワークでちょっとだけ気分転換! ありのままの自分を受け入れてあげよう

「自己受容」という「自分のありのままを受け入れてみる」というワークの前に、まずは一度、「自己否定」「自分は駄目だ」という状態があなたにどんな影響を与えるかを体験してみましょう。

少し大げさな自己否定のワークですが、これを体験してみると、いかに自己否定が自分に与える影響が大きいかを体感していただけるのではないかと思います。

<ダメ出し体感ワーク>

1、今あなたの体のどこかに「そういえばちょっと調子が悪い」というような箇所はありませんか。ちょっと肩が思い、腰が少し… 目が痛いかもしれない

なんでも良いので、いくつかあげてみてください。

2、そんな「調子が悪い自分」にダメ出しをしてみてください。

「何やってるの」「それでやっていけるの?」「駄目じゃないか」
どんなものでもいいので、思い切って嫌な奴になりきって、書いてみましょう。

3、やってみた感想はいかがでしょうか。

紙などに書いた場合はより認識がしやすいかと思うのですが、どうでしょう。

正直いって、気分が悪くなるのではないでしょうか?

ですがこれが、自己否定の状態なんです。

文字や改めて思考に出して考えるとちょっと大げさに感じてしまうかもしれませんが、「でも」「だって」「どうせ」「~~だから」というような状態というのは、この自己否定を頭や心の中で無意識にしてしまっているということを、体感できるのではないでしょうか。

こんな駄目出しをずっとされた状態、嫌ですよね。

自己否定している状態というのは、一番身近にいる「自分」という人間に終始この「ダメ出し」をされている状況なんです。

これでは、いくら頑張ろうと思ってもなかなかやる気は起りにくいですよね。

では、いよいよ今回の本題「自己受容」のワークをしてみましょう。

1、先ほどの「自己否定」のワークのように、自分の体で気になる部分、不調だと感じる部分をいくつか書き出してみてください。

2、先ほどとは違って、今度は心の中で「そうなんだ」と言ってみましょう。

否定はいりません。
肩が痛い、というものだったら「そうなんだ、肩が痛いんだね」
目が疲れたに「そうか、目が疲れているんだ」
という具合です。

3、やってみた感想はいかがでしょう。

自己否定「それじゃあダメだ!」という時と比べて、少しだけ心が軽く感じるのではないでしょうか。

大切なのは

自分の状態に対して「そうなんだ、~~なんだね」と言ってあげることです。

これが「自己受容」「自分で自分を受け入れてあげる」状態なんです。

この「自己受容」で大事なのは「何も評価を下さない」ということです。

いきなり賛成もしないし、反対もしない。

甘やかしたり、厳しくしたりするのでもなく、ただ「そうなんだね」と、自分の気持ちを一旦受け止めてあげる。

これをする事で、自分を客観的にみることができ、気持ちが楽になるはずです。

人の話を聴く、傾聴やコーチングと呼ばれる技術でも、この否定も肯定もせず「そう感じているんだね」といったん受け止める受容はとても大切になっています。

自分で自分の感情を受け入れてあげる、という行為は心の状態をよくする為にとても有効な手段です。

こうして、自分の思っていること、感じていること、置かれている状況を否定せず、「そうなんだ」と受け入れてあげる状態を整えると、「自己受容」自分の考えは否定されない、聴いてもらえている、受け入れられている、という気持ちが高まります。

少し前に「ありのまま」という言葉がはやりましたよね。

この「ありのままの自分」を否定も肯定もせず、ただ受け入れてあげる「私はこう思っていたんだ」「今こう考えているんだね」「ここが辛いんだね」と、受容することで、次のステップ、「自己肯定」へ繋がることができます。

自己肯定「自分はできる!」という気持ちは行動を起こすためのとても重要な気持ちですが、

休み明け、体だけでなく、心が少し疲れているな、と感じる方は、無理なポジティブ思考で無茶をする前に、

まずは今回の「自己受容」で、自分を助けてあげる、自分の気持ちを楽にする、自分の最大の応援団になっていってあげてください。